北極圏進出!ヘルシンキからロヴァニエミへ✈️
ヘルシンキからかなり北上したところにロヴァニエミという都市があります。
北極圏の円をコンパスで描くとちょうど円周上にロヴァニエミは位置しているようです。
往復で2万円ほどの航空券を片手に行って参りました。
詳しくは以下で紹介していきます。
航空券詳細
旅程
往路
6:25ヘルシンキ・ヴァンター国際空港発
7:50ロヴァニエミ空港着
復路
9:10ロヴァニエミ空港発
10:30ヘルシンキ・ヴァンター国際空港着
片道約1時間半のフライトでした。
費用
9、621円(運賃)+6、807円(手数料)+2、975円(追加手荷物20kg分)×2(往復)
=22、377円
我々の感覚では、秋田から東京までの航空券が安くて片道1万円くらいなので、妥当かなあと購入当時は思いました。
しかし、私は今スロバキアに滞在していますが、ヨーロッパ国内の移動費ってとても安いんですよね。ウィーン(オーストリア)からバルセロナ(スペイン)まで片道約6、000円の飛行機もありました。なので今思うとちょっと高いなあと感じています💧
ヘルシンキ市内から空港へ
フライトが6:25発ということで、逆算すると4時頃には空港にいる必要がありました。さらにホテルから空港まではバスで約1時間ほどかかるようなので、3時にホテルを出発。荷物などの整理もありましたので、朝2時起きでした。
しかも我々の行く手を阻むかのように、吹雪が吹き荒れ、非常に寒かったです。
こんな早朝(夜中?)に空港行く人が他にいるのかな〜と思っていましたが、意外にも同じバスに乗る人がおり、心強かったです。
空港にて
チェックインが不安でしたので、早々に着手しました。
自動チェックインの機械で自分たちでキャリーケースにタグをつけ、ロヴァニエミ行きのカウンターが開いたら、一番乗りで荷物を預けました。
想像以上にスムーズにいき、時間を持て余しました。
まだ人の少なくガランとした空港内をさまよい歩き、朝ごはんにありつきました。朝早くからやっているお店に感謝です🙏
このクロワッサンとっても美味しかったです!
搭乗
やっと搭乗の時間になり、乗り込みました。しかし、猛吹雪のため、30分くらい飛べずに機内で待機しておりました。
なかなかに不安でしたが、無事離陸しました。
ロヴァニエミ空港
空港内はさすがサンタさんの装飾や北極圏を意識したものがありました。観光客の気分を上げてくれます。
あったか小話
写真にあるように日本時間の時計が飾られていました。他にもトイレに日本語翻訳の文章が書かれていたり、空港内の標識にも日本語があったりと、日本を意識しているように伺えました。日本人の私にとっては、こんなに遠く離れた場所に、馴染みのある文字があるだけでとても温まるし、嬉しい気持ちになります。
ちょこっと歴史話
それでもなぜ日本なのでしょうか。
ウィキペディアで日本とフィンランドの関係をちょっと調べてみました。
すると、フィンランドが独立宣言を採択した後、日本がその独立を承認したという事実がありました。日露戦争で実力を示していた日本から独立の支援をしてもらったことは、フィンランドにとって大きな意味を持つものであるようでした。
また、アジア諸国の中で、フィンランドが常駐使節を一番最初に送ったのも日本だったようです。
このような歴史背景から、日本に関連するものがよくみられる理由になっているのかもしれませんね!
ロヴァニエミにて
洗礼を受ける
ロヴァニエミには友人が留学しており、その友人のアパートを探し始めました。
なかなか見つけることができず、途方に暮れていると、足が凍りついたような感覚になりました。(この日に限って靴下二重に履くのを忘れました。)長時間歩くのは無理だと感じ、立ち止まり、一緒に来たもう1人の友人に託しました。彼女は1年間札幌にいたこともあり、私より寒さには強いようでした。そのうちにスマホの電源も落ち(寒さのせいで?)、結構怖かったです。
なんとかアパートを見つけることができ、一命を取り留めました(誇張表現)。
寒さ対策は舐めてはいけないと強く思いました。
わいわい小話
その日は観光はせず、スーパーにだけ寄り、友人宅で自炊をして過ごしました。異国だとスーパーだけでも楽しいですよね。サーモンとほうれん草のクリームスパゲティを想像に任せて作りました。奇跡的に大成功!創作料理の楽しさを知った料理初心者の我々は、次の日も挑戦しました。それは成功とは言えませんでしたが、挑戦することに意味がありますよね。
北極圏あるある
スーパーには徒歩で行きましたが、行く途中に鼻に違和感を感じ始めました。留学中の友人に聞くと、「それは鼻の穴が凍ってるんだよ」と教えてくれました。次第に髪の毛も凍り始めました。自分の吐いた息でこんなにも簡単に凍るんだなあと、ちょっと感動しました。
以上が旅行四日目の様子でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
また次回も宜しくお願いします!